書評

【元ネオヒルズ族】与沢翼から学ぶマネーリテラシー

先日書店でふと目に留まり購入した本が今回ご紹介する『与沢翼/お金の心理』

著者の与沢さんは『秒速一億円の男』『ネオヒルズ族』として話題となり、一時期メディアに引っ張りだこでした。

しかし、2014年に自身の運営する会社が経営破綻となりそれからはメディアに出ることもなくなりました。

その後シンガポールに移住し無一文の状態からなんと今では純資産70億円にまで・・・。

大きな失脚を一度経験している与沢さんだからこそ気づけた『お金の魔力』や『コロナショックとの向き合い方』などを本書で学ぶことができます。

お金の勉強(マネーリテラシー)を身につけたいなら読んでおきたい一冊です

お金の心理ってどんな本?

本書では『序章+5章』にカテゴライズされており、どの章からも著者のお金に対する考えを知る事ができます。

章ごとの主なテーマはこちら

  • 序章:欲望の日々から学んだこと
  • 第一章:お金とは何か
  • 第二章:お金を守る
  • 第三章:お金をつくる
  • 第四章:お金を増やす
  • 第五章:お金に愛される生き方

この本では一貫して『成功も失敗も味わった』著者ならではの見解をもとに”お金に愛される黄金のルール”を学ぶことができます

中でも序章の話はお金が持つ魔力とうまく付き合う方法が書かれておりその中では『最初から欲など捨ててしまう方がいい』と言い放っています。

あの高級車や高級時計をこれでもか!というほど購入していた『元ネオヒルズ族』の人が言うので気になるわけです

確かに人の欲にはキリがないのでそれだったら元より欲など捨ててしまえばというのは正しいのでは。

自分も著者とは全く非にはならないが背伸びをした暮らしを辞め、欲を捨ててからは楽に生きることができています。

お金の心理/要約まとめ

本書で特に気になったところをかいつまんでご紹介していきます

ほどよく幸せであることは最上の幸せ

人は絶頂の渦中にいる時は自分を疑うことができなくなります。今ある物に感謝するなど到底不可能になります。

ほどよく幸せであることは最上の幸せであることには気づけなくなります。

お金の心理より

失脚した時の著者は累計家賃800万円の家から15万円のワンルームに引っ越しています

その時に初めてお金との向き合い方を考えたそう。

実はこの言葉には自分自身『ギクっ』となりました。

少し前の私自身がそうだったからです。

”お金を雑に扱い始めていないか

私も気づかないうちにお金を雑に扱うようになっていました。

著者自身も転落してから

・尊大になってい

・自分は全て正しい

・お金を雑に扱っていた

・小額のお金がいつまでも稼げると思っていた

と気づくようになったのだとか。

上記のような予兆がある方は一度考え直し転落する前に目を覚ますべきだと気付かされてくれます。

お金は備蓄、備蓄はパワー

備蓄したお金はパワーになると本書では語られております

いざチャンスが目の前にやってきても、そこに注ぎ込むお金がなければ行動に移すことすら不可能なので本書では備蓄を推奨しています。

かといってなんでもかんでも生活費を切り詰める『節約バカ』にはなってはいけないと。

食事や住居などは快適な環境を用意し自分の中でこれは不要だと言うものを考え削っていくのがベストだとか。

余ったお金はいつでもチャンスに投資できるよう備蓄に。

お金持ちになるには個人会社を持つのは必須

お金持ちになるに必須なことは?

それは個人会社を持つことです

個人会社を持つメリットは

  • 節税
  • 意識改革

の二つが挙げられます。

会社員だけの収入であれば会社を設立する必要はありませんが、副業での収入が今後大きくなるのであれば節税は必ずやっておくべきだと。

累進課税のため稼げば稼ぐほど税率が高くなる”個人事業主”に対し、法人であれば税率は一定のまま

それに加えて様々な経費も認められるように(もちろんプライベートの買い物は含まれない)ので節税には個人会社を作るのには最も適している。

あとは例え小額でも会社として売り上げが上がると、意識的にも向上心が芽生え売り上げを作るにはどうすればいいのかと考えるようになるのだとか。

貯金だけではお金持ちになれない

先ほど『備蓄はパワー』と述べましたが、貯金するだけでは本当のお金持ちにはなれません。

その貯金を軍資金に置き換え『稼ぐこと』にフォーカスしないといけません。

軍資金を元にビジネスを立ち上げたり株式や不動産投資に回してお金を稼いで行かないといけません。

軍資金を作ることができない人は『人生の死』を意味しているとまで辛辣な言葉を投げかけています。

ここで気になった言葉が

成功の哲学とは”我慢の哲学”という言葉

お金が入ったからと言って高級ブランドなどにすぐに手を出さずに我慢を重ね備蓄したお金を投資に回す。

投資で手に入れたお金をまた再投資に回してお金を増やしていける人だけが、結果を残せるのだと。

常に欲求不満であることこそが最大の行動原理であるのだとか。

ダイエットなども我慢の先に結果が出るので通じるものがありますね

お金の心理:感想まとめ

長々と語ってきましたが、お金に関する勉強をしたい方は読んでおいて損はないかと

小手先の怪しいテクニックではなく大きな成功も大きな失敗も経験した与沢さんだからこその実体験の話がベースとなり説得力は抜群です。

あと個人的には数年前とは打って変わり稼いでいても質素な生活をしている方が多く見受けられる印象です。

数年前までは与沢さん以外にも派手な生活をして注目を浴びる人がわんさかいてましたが、最近はあまり見かけなくなった気が。

これも時代の変化なのですかね