書評

【読書感想】四畳半タイムマシンブルースが想像以上の面白さ/レビュー

Twitterで話題になっていたこちらの作品

絶賛大人気のよう

ことあるごとにTwitterのTLに流れ込んでくるので、気になり少し調べてみたらあろうことか私の大好きな『タイムトラベル物』であったのですぐさま書店に買いに行った

で、結論からいうと思った通り自分好みで面白かった

人生で初めて一日で読了したほどで、ページが次へ進む進む

かなり面白い作品だったのでまだ知らない人がいてればぜひ読んでいただきたく記事を書かせていただきます☆

当記事では四畳半タイムマシンブルースの魅力を思いっきり語りたい為に”軽いネタバレ”を含みますが、この記事を見た後でも楽しんでいただけるように配慮した”軽いネタバレ”になります。

四畳半タイムマシンブルース紹介

まずこちらの作品は

アニメ「ペンギンハイウェイ」「有頂天家族」などで知られる”森見登美彦”さんの作品

著者/森見登美彦(もりみとみひこ)

1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。2007年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する。ほかの著書に『四畳半神話大系』『きつねのはなし』『新釈 走れメロス 他四篇』『有頂天家族』『美女と竹林』『恋文の技術』『宵山万華鏡』『四畳半王国見聞録』『聖なる怠け者の冒険』『有頂天家族 二代目の帰朝』『夜行』『太陽と乙女』『熱帯』がある。

https://www.shinchosha.co.jp/writer/3047/

実は今作の”四畳半タイムマシンブルース”は著者の代表作の一つである”四畳半神話大系”

とペンギンハイウェイの脚本を手がけた劇作家である上田 誠さんの”サマータイムマシン・ブルース”を融合させ注目を浴びました

私自身”四畳半神話大系”も”サマータイムマシン・ブルース”のどちらも知らない状態で本作を読みましたがどっぷり森見ワールドに引き込まれました。どちらも知らなくても楽しめる作品です。

四畳半神話大系はアニメ化もしておりその際の脚本も上田 誠さんが担当しています

加えてサマータイムマシン・ブルースも2005年に人気俳優である瑛太や上野樹里が出演し映画化されるほどの人気作品です

四畳半タイムマシンブルース あらすじ

炎熱地獄と化した真夏の京都で、学生アパートに唯一のエアコンが動かなくなった。妖怪のごとき悪友・小津が昨夜リモコンを水没させたのだ。残りの夏をどうやって過ごせというのか?「私」がひそかに想いを寄せるクールビューティ・明石さんと対策を協議しているとき、なんともモッサリした風貌の男子学生が現れた。なんと彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そのとき「私」に天才的なひらめきが訪れた。このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいい!小津たちが昨日の世界を勝手気ままに改変するのを目の当たりにした「私」は、世界消滅の危機を予感する。『四畳半神話大系』と『サマータイムマシン・ブルース』が悪魔合体?小説家と劇作家の熱いコラボレーションが実現!

Amazonより引用

本書では基本的に登場人物は少なめ

ですが、全員が全員魅力ある愛しいキャラクター揃いです

主人公である「私」と、どこか不思議な雰囲気を持つ少女である「明石」さんとの恋の行方

クーラーのリモコンを巡った時空移動

この二つを軸に物語は展開していきます

四畳半タイムマシンブルースのおすすめポイント(ここから軽いネタバレ入ります)

では実際に”四畳半タイムマシンブルース”を読了して面白かった点やなぜこの本をオススメするのかを語っていきます

ここからは軽いネタバレも含まれますが、当初お伝えした通り

『この記事を読んだ後でも本書を楽しんでもらえるよう配慮した軽いネタバレ』

を意識して執筆していきますので少しでも気になった方はこの先もどうぞご安心してお読みください☆

夏にぴったりの作品

本書の舞台は夏の京都です

主人公の『私』は大学生で夏休み中の話であり今の季節にぴったりです

話の主軸は『青春群像劇』であり学生時代のことを思い出し懐かしい気持ちになれます

高校も大学もいってない自分でもほっこりした気持ちになれたので皆さんもきっとなるはずです☆

馬鹿馬鹿しくて愛おしい

タイムトラベル物って色々ありますけどこの作品の変わったところは

昨日にしか戻らないんですよね

それも壊れたクーラーのリモコンを取りに帰るだけっていうちょっと馬鹿しい話です

ですが、それがよく登場キャラクターのバタバタ具合に自然とくすっと笑みがこぼれます

たくさんのタイムトラベル物を見てきたけどたったの一日しか時空移動しない作品は今までに見たことがない!!

頭に残るフレーズが盛り沢山

『ここに断言する。いまだかつて有意義な夏を過ごしたことがない、と。』

本書を開いた一言目がこのワードである

ここから森見ワールドに一気に引き込まれます。

その他にも『獅子は我が子を四畳半へ突き落とす』や

「嗚呼、夢破れて四畳半あり』など

面白いワードが盛り沢山で飽きることなく読みすすめれます

独特な主人公の言い回しや悪友である小津に対しての言葉が面白くて非常に笑える作品です

まとめ 四畳半タイムマシンブルース読書感想

決して今まで読んできた小説は多くはありませんがここまで時間を忘れて読んだのは初めてでしたっ

気がつけば買ったその日のうちに読了していました

またこれをきっかけに”四畳半神話大系”のアニメを見てみようかと思います。

ですが、前作を知らなくても十分楽しめますので私と同じく森見さんの作品を知らない方にも是非ともオススメいたします!

あとは銭湯帰りにコーラを飲みながら読むとより楽しめるかも

それでは!